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2024年3月 |
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赤の日は休業日です。
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有益な活性酸素 |
本来、活性酸素はばい菌や有害物質から体を守ってくれる働きをしています。
体に異物が侵入してくると血液中に存在する食細胞がその異物を食べて体を守っているのですが、
食細胞は細胞内で活性酸素(呼吸の酸素とは直接関係はありません。)を作り出し、その力を借りて
異物を溶かして排泄します。 |
有害な活性酸素 |
必要不可欠な活性酸素も必要以上に作り出されると食細胞の外に流出して、外から侵入した
異物と同じように体の中の各組織で正常な細胞を溶かしたり刺激を与えるという二面性
を持っています。
また、直接害を与えるばかりでなく、血管中のコレステロールなどの脂質は活性酸素が作用すると
過酸化脂質に変化し、血管壁に付着して動脈硬化を引き起こします。
活性酸素は細胞の表面で作用して短期間で消えてしまいますが、過酸化脂質はいつまで
も体の中に存在し、細胞の内部にまで浸透して弊害をもたらします。ですから、実際の悪影響はこの過酸化脂質によるものと言うことができます。 |
体内酵素SOD(スーパーオキサイド・ディスムターゼ) |
しかし、体内には過剰に発生した活性酸素を取り除く働きをするSODという名の酵素があります。
このSODが必要以上に作り出された活性酸素を取り除いてくれるお陰で、体は活性酸素の弊害から守られ、
また、過酸化脂質の産出が抑えられているというわけです。
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現代社会の生活環境が過剰な活性酸素を作り出す
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ところが、現代社会では、農薬、除草剤、殺虫剤などの化学薬品を利用して育てられ、殺菌剤や変質防止剤
などの化学物質を添加して加工された食品を食べる機会が多いため、それらの食品とともに体内に入った化学物質は
異物として食細胞に食べられることになります。
食品ばかりでなく、紫外線のほか排気ガス、除草剤、農薬や蚊取り線香などのように皮膚や気道から侵入する
化学物質もあって、結果的に体の中に大量の活性酸素を作り出してしまうことになります。
40歳を超えるとSODの活動力が低下することや、体質的にSODの産生が少ない人もいて、大量に作り
出された活性酸素と体内のSODとのバランスが崩れることが様々な現代病(癌、成人病等)を引き起こす原因だ
と考えられています。
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参 考 |
次の書籍で詳細に解説されています。
著者: 医学博士 丹羽靭負(にわゆきえ)
「SOD様作用食品の効果」
「激増 活性酸素が死を招く」
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